子どもと一緒にデジタルお絵かき。メリット・デメリットを解説

育児効率化
育児効率化

子供のお絵描き道具は、画用紙・色鉛筆・クレヨン・水彩絵の具などアナログ画材を使うことが一般的です。しかし、準備や片づけに手間がかかり、忙しい時にすぐに出してあげることができません。

子供の頃のお絵描きは、ほとんどが捨てられていて子供の頃の思い出がなくなるのは寂しいものです。

本記事では、すぐに取り出せて、さっと片付けられるデジタルお絵かきのメリット・デメリットを紹介します。

デジタルお絵かきの機材や選定についてわかるようになりますよ。

デジタルお絵かきのメリット

通常のアナログ画材だと、楽しくお絵かきをした後に、机や椅子、服にクレヨンや絵の具が付いてしまいます。

掃除するのが大変なだけでなく、気持ち的にも「お絵かきって大変だし~」という印象が残り、忙しいときは子どもから要望に答えたくないと思う場面も。

また、せっかく子どもが描いた絵もいつの間にか捨ててしまうことがほとんどです。

その点、デジタルお絵かきは、幼少期、無邪気に書いた絵を大人になっても残しやすいというメリットがあります。大切な思い出は、いつまでも残しておきたいですものね。

実物とデジタルを使い分けよう

とはいえ、子どもと一緒にデジタルでお絵かきすることに抵抗感もありますよね。

デジタルは無機質なため、絵の具やクレヨンのような独特の質感や匂いはありません。

こういった要素は、子どもの五感を育む大切な体験です。

大切なことは、アナログ画材で実際に絵を描くことと、デジタルお絵かきで楽しむという両方にそれぞれのメリットがあるということを理解して、親と子どもが最も楽しめる環境をつくることです。

だからこそ、親が忙しかったり、片付けの手間をかけたくないときに、デジタル機器が役に立ちます。

子どもの要望にしっかりと応えて、子どもの成長をデジタルデータで記録しながら、ライフスタイルに合わせて上手に使い分けてください。

また、デジタルでお絵かきするには、下記のようなデバイスがあります。

  • タブレット
  • タッチ機能付きのディスプレイ
  • スマホ
  • 液晶タブレット

子どもの絵をずっと残したい

スマホ、タブレットやパソコンで描いた絵は、データとして残ります。

幼少期のお絵かきの記録は、子どもの成長の記録。

簡単に保存して、すぐに共有できるのはデジタルデータの強みですよね。遠方のおじいちゃんやおばあちゃんにも、描いたままの状態ですぐに送れます。

また、経年劣化が発生しないこともデジタルの特徴です。

画用紙に描いた絵は、擦れたり折れたり、変色したりと保管も大変です。

大切に残していたつもりでも、いざ振り返ると子どもの大切な時期の思い出がぼろぼろになっていたら悲しいですよね。

紙や色が使い放題

子どもは思った以上に大胆に描きますが、デジタルお絵かきはボタンひとつで対応可能です。

画用紙の補充も必要ありませんし、色塗りをゴシゴシと一面に塗って、お気に入りの色だけが極端に減っていくこともありません。

色鉛筆を削ったり、絵の具の準備も親がしてあげる必要がないので、いつも同じように使えて安心です。

いろんな筆質、スタンプもバリエーション豊か

筆やクレヨン、色鉛筆にパステル、ペンなど様々な画材道具を簡単に切り替えできるのはデジタルの強みです。

いろんなボタンを押すだけで、画材が変わったり、スタンプになったりして、子どもは楽しく夢中になれます。

絵が苦手な大人でも一緒に楽しめて、子どもはお絵かきがもっと楽しくなるかもしれませんね。

デジタルお絵かきのデメリット

購入費用(初期投資)が必要

デジタルでお絵かきするには、スマホ、タブレット、パソコンと液晶タブレットといったデバイスが必要です。

安いものでも2~3万円するため、お絵かきのためだけに機材を購入するのはコスパが悪いと感じますよね。

親が使い方を覚える必要がある

お絵かきソフトの色の切り替えや新規ページの作成、保存といった操作は、まず親ができるようにならないといけません。

小学生以上で慣れている子なら、一人でできるようになるかもしれませんが、幼児期からお絵かきを一緒に楽しみたい場合は、まず親がスマホやタブレットでお絵かきしてみましょう。

故障するリスクがある

デジタルお絵かきで使うスマホ、タブレット、パソコン(液晶タブレット)は精密機器のため、子どもがうっかり落としたりすると壊れてしまうことがあります。

子ども用の保護カバーをつけて少しでも故障リスクを減らして使うようにしましょう。

デジタルお絵かきの各デバイス

スマホで初期費用0円から始めよう!

ほとんどの家庭で一台あるスマホでお絵かきを始めてみると費用をかけずに試せます。

スマホにお絵かきアプリを入れて、子どもと一緒に指で描いてみると良いでしょう。

思ったところに線が引けなくても、大丈夫。子どもは親と楽しくお絵かきできれば満足です!

線を引く以外にも、塗り絵やスタンプなど簡単に遊べるアプリも無料でたくさんありますので、色々試して子どもと一緒に楽しんでみてください。

タブレットでコスパ良く!

もっと大きい画面で描きたい、という場合は、タブレットがおすすめです。

タブレットは、画面が大きいため、描けるスペースが大きく、お絵描きアプリのボタンも大きくて操作しやすく、タッチペンも幅広い選択肢があります。

他にもゲームやアニメ・映画などを観る用途、小学校になれば学校の勉強にも使えるため、1台あれば子どもの成長に合わせて使い倒せる最強コスパのガジェットになるかもしれません。

液タブで本格的に描く

最後に、液タブと言われるお絵かき専用機器をご紹介します。

家族でお絵かきが趣味という方がいないと見たこと無い人も多いですが、お絵描き体験を追求するなら液タブは欠かせません。

iPadのような高機能タブレットがあれば十分では?と思う方もいますが、液タブが日夜研究・開発されている理由は、ズバリ「描き心地の良さ」です。

液タブは筆圧検知や傾きをより正確に再現できるため、誤差が少なく思ったとおりのアナログの描き心地に近づけます。

子どもがお絵かきが好きで、もっと良い体験をさせてあげたいという方、大人も趣味で絵も描き始めたい、という場合におすすめです。

最近ではパソコンだけでなく、ipad/Androidタブレットやスマホに接続できて、どんなデバイスもケーブル一本つなげば使える、というモデルも発売されています。

液タブは性能の追求だけでなく、使いやすさも年々上がっているんですね。

デジタルお絵かき厳選おすすめアイテム

スマホで手軽お絵かき体験

スマホでお絵かきを始めるときに、あったら便利なグッズ・ガジェット・アプリを調べてみました。

シンプルな無料お絵かきアプリ(iOS / Android)

キラキラお絵描き

キラキラお絵かき

対応OS iOS
特徴 シンプルな操作、虹色のペンでカラフル。星や四角のペンがあり、描く度に音が出るから楽しく描けます。幼児向け。

ストラップ付きタッチペン

スマホの利点は持ち運びの良さなので、通常サイズのタッチペンでは、出し入れや置き場に困ることもあります。

スマホでタッチペンを使うなら、持ち運ぶときに邪魔にならず、すぐに出せる小型のペンがおすすめです。ストラップ付きなら持ち運びも楽になるはず。

ペン先が太いので細かな操作をしたい方は注意が必要です。


タブレットで快適お絵かき体験

定番タブレット「iPad」

高機能で高画質、趣味も遊びも仕事も勉強にも使える万能タブレットです。

Apple製品は、性能が良く中古品でも状態が良い物が多いです。そのため、タブレットとして使えたら良いという場合は、中古品を探してみると掘り出し物があるかもしれません。

特に子供が小さいうちは、不意に水没したり踏んだり落としたりして壊れることがあります。(衝撃については、保護カバーである程度ふせぐことができます)

もし、Apple Pencil(第2世代)を使ってお絵かきしようと思っている場合は、互換性のある製品は最新に近いものになります。Apple製品は中古でも値崩れしないことで有名なため、まずは新品の価格帯を調べたうえで良い製品を探してみてください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【未開封|未使用】iPad Pro 第4世代 (ipad pro4) 11インチ
価格:117,000円~(税込、送料無料) (2024/2/21時点)



定番の高機能Apple Pencil(第2世代)

iPadを持っている場合は、お絵かきにはApple Pencil(第2世代)がおすすめです。Apple製品は総じて完成度が高く、Apple Pencilの描き心地には定評があります。

Apple Pencil(第2世代)の時期コネクタ充電
Apple Pencil(第2世代)の磁気コネクタ充電(Apple社HPより:https://www.apple.com/jp/shop/product/MU8F2J/A/apple-pencil%E7%AC%AC2%E4%B8%96%E4%BB%A3)

Apple Pencil(第2世代)では、iPadの磁気コネクタという部分にくっつけることで充電ができます。

iPadに付けておくだけで、充電切れの心配がないので、とても手軽になっていますね。

注意点は、磁気コネクタ充電に対応しているかどうか、手持ちのiPadを確認してください。

Apple Pencil(第2世代)と互換性のあるiPadは下記のモデルです。

  • iPad mini(第6世代)
  • iPad Air(第4世代以降)
  • 11インチiPad Pro(全世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)

日本産ワコムのタッチペン

高機能なお絵かきアプリ(iOS / Android)

せっかくタブレットを持っている方は、お絵描きアプリで本格的にデジタルアートに挑戦する良い機会です。子供と一緒にお絵かきするときも、きっと描き心地が良いほうが、楽しいはず。

(お絵かきアプリ1)

液タブで本格派お絵かき体験

プロも愛用するデジタルペン技術「ワコム」

タブレットの専門メーカー「XP-PEN」

2005年に生まれたペンタブレットの専門メーカー「XP-PEN」。

なめらかで安定感のある描き心地が特徴で、お手頃価格で高いコスパを誇ります。

製品購入でお絵かきソフトも付いてくるので、別途購入の必要がありません。

すぐにお絵かきを始めたい方にピッタリですね。

さらに、配送無料なのも嬉しいポイント。保証期間はペンタブレットで有名なワコムが12ヶ月ですが、XP-PENは18ヶ月と、+6ヶ月も保証期間が長いのが特徴です。

2005年に生まれたペンタブレットの専門メーカー「XP-PEN」。

なめらかで安定感のある描き心地が特徴で、お手頃価格で高いコスパを誇ります。

製品購入でお絵かきソフトも付いてくるので、別途購入の必要がありません。

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さらに、配送無料なのも嬉しいポイント。保証期間はペンタブレットで有名なワコムが12ヶ月ですが、XP-PENは18ヶ月と、+6ヶ月も保証期間が長いのが特徴です。

おすすめの液タブPickUP!

Artist 12セカンド豪華版 液晶ペンタブレット 日本限定版 カラー展開モデルが新登場!保証期間18ヶ月【公式ストア限定】

11.9型フルHD液晶パネルを搭載したペンタブレットです。一部のAndroidデバイスでも使用可能で初心者に最適。

XP-PENで詳しく見る

Artist 16セカンド 液晶ペンタブレット 保証期間18か月

大きめの15.4型で、使いやすく書きやすい。しっかりと書きたい方に。

XP-PENで詳しく見る

Artist 24 大画面・WQHD 液晶ペンタブレット 18ヶ月保証

大画面の24インチ、解像度2560x1440。画面が広いので使いやすく、しっかりと描けます。

XP-PENで詳しく見る

さいごに

今回は、子どものお絵描きに「液タブ」導入を紹介しました。デジタルお絵かきで思い出が残り、準備や片付けの手間も減る、さらに絵の具と違って目を離しても安心です。

お絵かき道具の残り量を気にしなくて良いのも安心ですね。

さらに液タブは、小学校にあがってもお絵かき、勉強など色々と液タブを活用する場面は広がりますので、ながく、いっぱい使い続けることができます。

この記事を書いた人
PAPA-STUDY管理人
管理人パパ

地方の中小企業でシステムエンジニアをしながら、WEB担当をしています。プライベートで学んだ知見や経験を体系化してアウトプットする練習をしたくて、このサイトを作りました。目的を明確に、わかりやすく書くことを意識しながら執筆中。

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